お子様には薦められない科学実験

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ガリレオ温度計

皆さんは【ガリレオ温度計】をご存じですか?

ガリレオ・ガリレイは「落体の法則」を発見し近代科学の父と

呼ばれた16世紀から17世紀に活躍した科学者です。

ガリレオ温度計はガリレオ・ガリレイが発見した比重測定原理

に基づいて作られた非常にシンプルな温度計です。

ガリレオ温度計の原理

温度計の内部は重さの異なる色とりどりのガラスの球体と、

パラフィンオイルという液体で満たされています。

内部の球体には、鉛直下向きの重力と上向きの浮力が働きます。

ガラス球は気温による比重の変化がほとんどないので

重力も変化しません。これに対し、浮力の大きさはは液体の比重に

比例します。つまり、気温が上がり液体の比重が小さくなることで

浮力が小さくなり、気温が下がり液体の比重が大きくなることで浮力が

大きくなります。

公園で測ってみた

1枚目の画像を撮った3月5日昼前の気温は10℃前後でした。

ガラス球の重力と浮力がつり合う時、2枚目の画像のAの状態になります。

気温が低く液体の比重が大きいので重力よりも浮力の方が大きくなり

残念ながら全部のガラス球が浮いた状態になっています。

ガリレオ温度計は東急ハンズやニトリで安いもので1000円から2000円程度

で変えます。インテリアにも使えるので気になったら買ってみてください。

ガリレオ温度計

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